1月みえ地物一番給食の日

A班23日、B班31日は「みえ地物一番給食の日」で、三重県産の食べ物は、米、牛乳の他に、卵や小松菜、豚肉など13種類でした。
献立の「僧兵汁」は四日市市の隣の菰野町に伝わる郷土料理です。戦国時代に僧兵(寺のために戦ったお坊さんたち)がスタミナ源として食べていたみそ汁で、給食ではいのしし肉の代わりに三重県産の豚肉を使っています。「みたらしだんご」は三重県産のお米で作っただんごです。
さて、1月の給食目標は「給食について調べましょう」でした。昔は栄養不足解消が目的の給食でしたが、今は栄養バランスを知ったり、食料の生産、流通について学んだり等の役割があります。
給食を通じて、日本の食料について考えるきっかけにしてくださいね。

全国学校給食週間③

A班28日、B班29日のテーマは「韓国」でした。
「韓国」メニューの「タッカルビ」は、鶏肉を甘辛いみそ味のたれで炒めて作ります。また「トッポギ」はうるち米を原料とした棒状のおもちを味つけして炒めたものです。給食では小さめのトッポギをスープに入れました。
A班29日、B班28日のテーマは「イタリア」の料理でした。
給食アンケートの「世界の料理で食べたいもの」に「ピザ」と回答してくれた人がたくさんいましたが、給食では、試行錯誤して、ハッシュドポテトが土台の「ポテトピザ」になりました。
「ミネストラ」は野菜スープのことで、給食でもよく登場する「ミネストローネ」とよく似ています。トマトが入っている、豆が入っているなど味つけも具材もさまざまな家庭の味です。

全国学校給食週間②

今週30日までは全国学校給食週間で、世界の料理が登場します。
今日(ABとも27日)は「タイ」の料理です。
タイ料理に欠かせない調味料として、魚を発酵させて作った「ナンプラー」があります。給食では、オイスターソースやしょうゆで代用しています。
また、タイ料理はいろいろなハーブを使うのが特徴で、ガパオライスには「バジル」が欠かせません。トムヤムスープには「レモングラス」ですが、今日は代わりにレモン果汁を使っています。
ハーブは味や香りを良くするだけでなく、貧血予防や血行促進などの効果があります。

1月24日~30日「全国学校給食週間」

1月24日から30日は全国学校給食週間です。今年度は世界の料理が給食に登場します。
A班24日(B班30日)は「インド」の料理、B班24日(A班30日)は「南米」の料理が登場しました。
まず、インドの食事で思い浮かぶのはカレーではないでしょうか?日本のカレーは小麦粉でとろみがつきますが、インドのカレーは、野菜のでんぷんなどによってとろみがつきます。また、さまざまな香辛料やヨーグルトを使うなどの特徴もあります。サラダにも香辛料を使います。暑い気候の中で暮らす人々が健康に過ごすための工夫ですね。
また、南米の料理「パステル」はブラジルの料理で、小麦粉を練って薄く伸ばした生地で具を包んで、油で揚げたりゆでたりして作られます。給食では津ギョーザの皮を使って作りました。「アヒアコ」はコロンビアの料理で、じゃがいもを使ったとろみのあるスープです。コロンビアは野菜や果物の生産が盛んな国です。

ポークビーンズ

A班22日、B班21日は、給食の定番メニュー「ポークビーンズ」でした。
ポークビーンズは、名前の通り、豚肉と豆が入ったアメリカの家庭料理です。各家庭で材料や味つけがさまざまで、本場アメリカでは大豆でなく、いんげん豆を使うことが多いそうです。
アメリカは大豆の生産が世界で1、2番を争うほど多く、そのほとんどを輸出しています。一方、日本は大豆の食料自給率はとても低く、必要な大豆のほとんどを輸入しています。
給食では四日市産の大豆を使っています。

給食の歴史

今日は学校給食の歴史についてお話します。
日本で一番初めに学校給食を行ったのは、山形県の小学校で、明治22年(1889年)のことです。
戦時中は一時、中断されていましたが、第二次世界大戦後の子ども達の栄養状態を改善するために再び給食が始まりました。
給食の歴史を調べていくと、昭和22年や昭和33年にはマカロニを使ったいろいろなメニューの記録があります。
マカロニは昔から給食で大活躍の食材です。
今日(AB班とも20日)はマカロニサラダにしました。

受験応援メニュー

A班17日、B班16日は「受験応援メニュー」です。3年生のみなさんだけでなく、1・2年生のみなさんの勉強もはかどる食材をとり入れました。
まず、ごはんには、脳の栄養になるブドウ糖が多く含まれています。「肉じゃが」のじゃがいもも、ごはんと同じ炭水化物で、体内でブドウ糖まで分解されます。
また「さば」に含まれるDHAは、記憶力を向上させ、「こんぶ」に含まれるアルギン酸でその効果はさらに高まります。
いろいろなものを組み合わせて食べることが大事ですね。

なごやめし~あんかけスパゲッティ~

A班15日、B班14日の「あんかけスパゲッティ」は、愛知県名古屋市だけでなく、東海地方で広く親しまれている「なごやめし」のひとつです。
ほかにも「みそカツ」「きしめん」「ひつまぶし」などがあります。
あんかけスパゲッティは、日本人の口に合うように味を研究して作られ、「なごやめし」として広まりました。こしょうが効いた「あん」を麺に絡めて食べます。
他にはどんな「なごやめし」があるか、また調べてみてくださいね。

お正月メニュー

A班9日、B班10日の給食ではお正月料理を取り入れました。お正月の行事食には、新しい1年がよい年になりますようにという願いが込められています。おもちは縁起物としてお祝いの時などに食べられてきました。雑煮は、おもちとそれぞれの地域でとれる具を入れて、1年の健康を願って食べるものです。地域によっておもちの形や具材、味つけが違います。

1月給食目標「給食について調べましょう」

1月の給食目標は「給食について調べましょう」です。
学校給食は明治22年に山形県の学校で栄養不足の子どもたちのために食事を提供したのが始まりです。
今の学校給食は健康な体をつくるための栄養を、バランスよくとれるように考えられています。
1月24日から30日は学校給食が始まったことを記念して定められた「全国学校給食週間」です。
今年は世界のさまざまな料理が登場します。楽しみにしていてください。