10月9日・10日は、間もなく閉会する「大阪・関西万博」を記念し、大阪の郷土食を取り入れました。
A班9日・B班10日の「かやくごはん」は大阪の家庭料理の定番のたきこみごはんです。
また、大阪にはうす切りにした紅しょうがを天ぷらにしたものがありますが、給食では、刻んだ紅しょうがの衣を竹輪につけて、「ちくわの紅しょうが天」にアレンジしました。「粕汁」は酒づくりが盛んな関西地方で親しまれている酒粕を使った汁物です。
A班10日・B班9日の「かしわのすき焼き」の「かしわ」は鶏肉のことで、関西地方では、昔から鶏肉を「かしわ」と言います。すき焼きの甘辛い味付けでご飯がよく進みます。「キャベツの辛子あえ」はピリッとした辛味が食欲をそそる味付けで、関西では旬の野菜を使った「からしあえ」が親しまれています。
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大阪・関西万博メニュー~大阪編~
秋いっぱいメニュー~大学いも、新米~
A班7日、B班8日は、「秋いっぱいメニュー」で、旬のさつまいもで作った「大学いも」でした。大学いもは甘辛い味付けで人気の献立です。
さつまいもは食物繊維やビタミンCが豊富で、おなかの調子を整え、風邪の予防に効果的です。
また、給食の米飯は、10月から三重県でとれた新米のコシヒカリを使用します。新米は水分が多く、つやつやした見た目ともちもちした食感が特徴です。
秋の恵みを感じながら、おいしくいただきましょう。
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お月見献立
今日(ABとも6日)の給食は十五夜にちなんだ献立です。十五夜は「芋名月」とも呼ばれ、里いもなどのいも類をお供えして豊作を願う行事です。
今日の「大根と里いものそぼろ煮」には、ほくほくとした里いもがたっぷり入っていました。里いもには体を温め、おなかの調子を整える働きがあります。
また、デザートの「お月見ゼリー」は、満月をイメージしてつけました。
今晩はきれいな月が見られるといいですね。
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10月みえ地物一番給食の日
A班3日、B班2日はみえ地物一番給食の日です。今月の三重県産の食べ物は、米、牛乳、「豆腐の肉みそがけ」の豆腐、豚肉、みそ、「地物いっぱいすまし汁」の油あげ、干しいたけ、小松菜、青ねぎの9種類でした。
「豆腐の肉みそがけ」は、三重県産の豚ひき肉を油で炒め、三重県産のみそで味つけした肉みそを、三重県産の大豆で作られた豆腐にかけていただきました。この肉みそは、豆腐はもちろん、ごはんと合わせて食べてもおいしいですよ。
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10月給食目標、献立テーマ
10月の給食目標は「地産地消について考えましょう」です。地産地消とは、地元で作られたものをその地域で消費するということです。地産地消をすすめることで、新鮮でおいしいものを味わえるだけでなく輸送コストを抑えることができます。
給食では、みえ地物一番給食の日を中心に、三重県産の食材を積極的に使っています。給食を通して、地元の食べ物を学びましょう。
また、10月の献立テーマは「秋いっぱいメニュー」です。さつまいもや里いもなどのいも類や、しいたけ、しめじ、マッシュルームなどのきのこ類、さんま、りんごなどの秋においしくなる食べ物が登場します。これからの季節は「味覚の秋」「食欲の秋」と言われるように、多くの作物が実り、気候も良くなって食欲が増す季節です。
今日(AB班とも1日)の「和風ポトフ」には秋の味覚「里いも」が入っていました。おいしい旬の食べ物を楽しみましょう。
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