11月の給食目標は「日本の食文化、和食について考えましょう」です。日本には豊かな自然があり、各地域の季節の食材を生かした料理が作られてきました。
むかしから食べられている和食や、地域に根差した郷土料理は、地域の作物を消費する「地産地消」の活動とつなげることができます。ぜひ11月の給食では、日本の食文化を調べたり、味わったりしましょう。
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11月給食目標~日本の食文化、和食について考えましょう~
鶏肉としめじのバーベキューソース煮
A班30日、B班31日は「鶏肉としめじのバーベキューソース煮」の献立でした。
バーベキューソース発祥のアメリカ南部では、トマト、たまねぎ、酢、スパイスなどを煮込んで作ります。アメリカでも地域によって味は異なるそうです。給食のバーベキューソースは、ご飯にも合うように、炒めたたまねぎとケチャップ、さとう、酢、しょうゆを使って和風に仕上げています。
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秋いっぱいメニュー~秋いっぱいスープ、りんご~
A班29日、B班28日の「秋いっぱいスープ」には秋が旬の、ぶなしめじ、えのきたけ、マッシュルームなどのきのこ類と、さつまいもが入っていました。きのこやさつまいもは食物繊維が多く、腸内環境をととのえ、免疫力を高める効果があります。
またA班28日、B班29日は秋から冬にかけて旬の果物「りんご」がでました。長野県産の「シナノスイート」という品種のりんごです。
調理員さんに、この2日間でA班B班あわせて1000個以上のりんごを切ってもらいました。
旬の味を楽しんでもらえましたか?
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具だくさんスープ~ミネストローネ~
A班27日、B班20日は、給食で定番のスープ「ミネストローネ」でした。
ミネストローネはイタリア語で「具だくさんのスープ」という意味です。
イタリアでは家庭にある野菜を入れて作るので、地域や家庭によって具材はさまざまです。
給食でも食材が毎回少しずつ違っているのに気づきましたか?またどんな具材が入っているか、確認しながら食べてみてくださいね。
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かつおと高野豆腐のオーロラソース
A班24日、B班23日の「かつおと高野豆腐のオーロラソース」は新メニューです。
「オーロラ」はフランス語で「夜明け」という意味です。ソースの色が朝焼けの空の色に似ていることから「オーロラソース」と名付けられました。フランスではホワイトソースにトマトを合わせて作りますが、日本ではケチャップとマヨネーズを合わせたものを「オーロラソース」と呼びます。
給食ではごはんに合うように、ケチャップと白みそを合わせたオーロラソースにしました。
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秋いっぱいメニュー~ベジタブルチップス~
A班22日、B班21日のベジタブルチップスは「秋いっぱいメニュー」です。秋が旬のさつまいもとごぼうが使われています。
さつまいもとごぼうは食物繊維が豊富で、おなかの調子をととのえ、免疫力を高めます。さらにごぼうには色素成分のポリフェノールが多く含まれ、生活習慣病の予防に効果があります。
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栄養たっぷり~ホイコーロウ~
A班20日、B班27日のホイコーロウは、中国四川省の家庭料理で、豚肉と野菜を一緒に炒めたものです。たんぱく質だけでなく食物せんいやビタミンをバランスよく摂れるので、主菜と副菜の良いところをあわせ持つ献立です。中華料理の酢豚や八宝菜も同じように、一皿で主菜と副菜の栄養素がとれます。不足しているものはごはんやスープを合わせることでバランスが整います。
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大阪・関西万博メニュー~世界の料理編②~
今日(AB班とも16日)の給食は、インドの献立でした。バターチキンカレーとナンの組み合わせは、昨年度の「全国学校給食週間」でも登場しました。優しい味と香りのバターチキンカレーを、ナンにつけたり、ごはんと合わせたりして食べました。
先週末から「大阪・関西万博」メニューでしたが、いろいろな国や地域の味や食文化を学ぶことができましたか?
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大阪・関西万博メニュー~世界の料理編⓵~
今週の給食は「大阪・関西万博」を記念し、世界の料理を取り入れています。
A班14日、B班15日は韓国の献立でした。「ヤンニョムチキン」は、揚げた鶏肉を甘辛いタレで味付けした給食でも人気料理です。「ナムル」は韓国の代表的な野菜のおかずで、ごま油の風味が食欲をそそります。スープの春雨は韓国ではチャプチェやサラダに使われる定番の食材です。韓国は日本から最も近い国のひとつです。給食でも韓国料理は親しまれていますね。
A班15日、B班14日はベトナムの献立でした。「バインミー」はフランスパンに肉や野菜をはさんだベトナムの代表的なサンドイッチです。給食では自分で米粉パンを開いて、甘辛く味付けした豚肉と野菜サラダをはさんで食べました。「チャオガー風スープ」は、ベトナムで定番の朝ごはんであるチャオガー(鶏肉のお粥)を、スープにアレンジしたメニューです。
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大阪・関西万博メニュー~大阪編~
10月9日・10日は、間もなく閉会する「大阪・関西万博」を記念し、大阪の郷土食を取り入れました。
A班9日・B班10日の「かやくごはん」は大阪の家庭料理の定番のたきこみごはんです。
また、大阪にはうす切りにした紅しょうがを天ぷらにしたものがありますが、給食では、刻んだ紅しょうがの衣を竹輪につけて、「ちくわの紅しょうが天」にアレンジしました。「粕汁」は酒づくりが盛んな関西地方で親しまれている酒粕を使った汁物です。
A班10日・B班9日の「かしわのすき焼き」の「かしわ」は鶏肉のことで、関西地方では、昔から鶏肉を「かしわ」と言います。すき焼きの甘辛い味付けでご飯がよく進みます。「キャベツの辛子あえ」はピリッとした辛味が食欲をそそる味付けで、関西では旬の野菜を使った「からしあえ」が親しまれています。
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