7月みえ地物一番給食の日

A班10日、B班11日は「みえ地物一番給食の日」でした。三重県産の食べものは、牛乳、「三重豚丼」の米・豚肉、「こんぶあえ」のもやし、「けんちん汁」の豆腐・油あげ・小松菜・じゃがいもの8品です。じゃがいもは四日市産(桜地区)のものを届けていただきました。
じゃがいもにもいろいろな品種がありますが、日本では、ホクホクとした食感が特徴の「男爵いも」や、ねっとりとして煮崩れしにくい「メークイン」などが代表的です。
三重県では、男爵いもがじゃがいも生産量の約6割を占めているそうです。

夏いっぱいメニュー~ラタトゥイユ~

A班9日、B班8日は夏いっぱいメニューの「ラタトゥイユ」です。フランス南部の郷土料理で、「ラタ」は食べ物、「トゥイユ」は混ぜるを意味しています。本場のラタトゥイユはズッキーニという夏野菜が使われます。給食では、なす、トマト、ピーマンを使いました。たっぷりの夏野菜を煮込んで作るので、そのままでも、魚料理のソースとして食べてもおいしい料理です。パンにつけてもいいですね。

七夕メニュー

7月7日は七夕です。今日(AB班とも)の給食は七夕にちなんだメニューでした。
「七夕そうめん汁」は、そうめんを天の川に見立て、小口切りにした星形のオクラが入っていました。オクラには、ねばねばした成分があり、この成分が腸内環境を良くします。加熱したり、細かく切ったりすることで、細胞壁が柔らかくなり、この成分が溶け出します。オクラなどのねばねば成分は、つるっとした食感なので、食欲がないときにも取り入れるといいですね。

夏いっぱいメニュー~夏野菜カレー~

A班4日、B班3日は夏いっぱいメニューの「夏野菜カレー」でした。
このカレーには、なす、ピーマン、かぼちゃ、トマトの4種類の夏野菜が入っていました。
トマトは加熱すると、トマトのうま味成分である「グアニル酸」が増えるので、カレーがよりおいしくなります。

7月給食目標、献立テーマ

今月の給食目標は「正しい食事の仕方を身につけましょう」です。
みなさんは、食事するときの食器の持ち方や姿勢を意識していますか?食器をきちんと持つことや姿勢よく食べることは、見た目が良いだけでなく、食べやすさや食べものの消化、栄養の吸収に良い影響があります。今月は「いただきます」をする時に、食器を置く位置や姿勢を見直してみましょう。
また今月の献立テーマは「夏いっぱいメニュー」です。今が旬の夏野菜や、暑い夏にも食べやすいメニューを多く取り入れています。
A班2日、B班1日のスープも「夏いっぱいメニュー」で、夏に旬をむかえる「かぼちゃ」を使っています。

よくかんで食べましょう

今月の給食目標は「よくかんで食べましょう」、そして献立テーマは「かみかみメニュー」でした。この1カ月間、かみごたえのある食材やメニューがいろいろ登場しましたが、よくかむことを意識して食事ができましたか?
給食だけでなく、家の食事でもかみごたえのあるものをすすんで食べるようにしましょう。

6月は食育月間

毎年6月は食育月間です。給食は、児童、生徒のみなさんが「食事の大切さ」や「食事マナー」、「地域の産物や伝統的な食文化」などを学ぶように作られています。給食だけでなく、さまざまな教科からも、食に関することを学ぶことができます。
また、毎月19日は「食育の日」です。
この日の付近に「みえ地物一番給食の日」を設定しています。
今月はA班27日、B班26日が「みえ地物一番給食の日」です。
今月は米、牛乳のほかに「かみかみかきあげ」に使っている米粉、「地物たっぷりみそ汁」の干しいたけ、油あげ、豆腐、みそ、小松菜、水耕ねぎ、「千草あえ」のキャベツの10品が三重県産の食べ物でした。

辛味や酸味で食欲アップ

A班24日、B班25日は、初登場の「雷こんにゃく」です。料理名の由来は、こんにゃくを炒めるときに、バリバリという雷のような激しい音がすることからです。給食では、ゆでたこんにゃくをごま油で炒め、トウバンジャンと唐辛子でピリ辛に味付けしました。
また「あじの梅焼き」は、梅干しを加えた調味料をあじにぬって、オーブンで焼きました。
蒸し暑さで食欲が落ちてくるときには、このようにピリッと辛いスパイスや酸味のある梅干を使うと食欲が向上します。

かみかみメニュー~れんこんのはさみあげ・きなこ豆~

A班23日(B班30日)の「れんこんのはさみあげ」はかみかみメニューの1つです。
給食センターには、揚げ調理をするための大きな揚げ物機があり、5m以上もあるコンベヤーで油の中を流して食材を揚げています。油の温度や揚げる時間を調整することで、カラッとおいしく仕上ります。歯ごたえのいい「れんこんのはさみあげ」になりました。
またB班23日(A班30日)の「きなこ豆」も「かみかみメニュー」です。豆まきにも使う炒り大豆に、さとうとしょうゆのタレをからめ、きなこをまぶしました。
炒り大豆は、生の大豆をから炒りしてつくります。それをすりつぶすと、きなこになります。
カリカリと歯ごたえのある新メニューです。

沖縄料理

今から80年前、太平洋戦争の末期の6月23日、沖縄でたくさんの県民を巻き込んだ地上戦が終わりました。
今では平和を祈る「沖縄慰霊の日」となっています。そこでA班19日、B班20日は沖縄の郷土料理や沖縄ならではの食材を取り入れました。
沖縄発祥の「タコライス」は、メキシコのタコスの具をごはんにのせた料理です。「にんじんしりしり」や「もずく」も沖縄でよく食べられています。沖縄料理を味わいながら、平和について考える機会になればと思います。