1月24日~30日「全国学校給食週間」

1月24日から30日は全国学校給食週間です。今年度は世界の料理が給食に登場します。
A班24日(B班30日)は「インド」の料理、B班24日(A班30日)は「南米」の料理が登場しました。
まず、インドの食事で思い浮かぶのはカレーではないでしょうか?日本のカレーは小麦粉でとろみがつきますが、インドのカレーは、野菜のでんぷんなどによってとろみがつきます。また、さまざまな香辛料やヨーグルトを使うなどの特徴もあります。サラダにも香辛料を使います。暑い気候の中で暮らす人々が健康に過ごすための工夫ですね。
また、南米の料理「パステル」はブラジルの料理で、小麦粉を練って薄く伸ばした生地で具を包んで、油で揚げたりゆでたりして作られます。給食では津ギョーザの皮を使って作りました。「アヒアコ」はコロンビアの料理で、じゃがいもを使ったとろみのあるスープです。コロンビアは野菜や果物の生産が盛んな国です。

ポークビーンズ

A班22日、B班21日は、給食の定番メニュー「ポークビーンズ」でした。
ポークビーンズは、名前の通り、豚肉と豆が入ったアメリカの家庭料理です。各家庭で材料や味つけがさまざまで、本場アメリカでは大豆でなく、いんげん豆を使うことが多いそうです。
アメリカは大豆の生産が世界で1、2番を争うほど多く、そのほとんどを輸出しています。一方、日本は大豆の食料自給率はとても低く、必要な大豆のほとんどを輸入しています。
給食では四日市産の大豆を使っています。

給食の歴史

今日は学校給食の歴史についてお話します。
日本で一番初めに学校給食を行ったのは、山形県の小学校で、明治22年(1889年)のことです。
戦時中は一時、中断されていましたが、第二次世界大戦後の子ども達の栄養状態を改善するために再び給食が始まりました。
給食の歴史を調べていくと、昭和22年や昭和33年にはマカロニを使ったいろいろなメニューの記録があります。
マカロニは昔から給食で大活躍の食材です。
今日(AB班とも20日)はマカロニサラダにしました。

受験応援メニュー

A班17日、B班16日は「受験応援メニュー」です。3年生のみなさんだけでなく、1・2年生のみなさんの勉強もはかどる食材をとり入れました。
まず、ごはんには、脳の栄養になるブドウ糖が多く含まれています。「肉じゃが」のじゃがいもも、ごはんと同じ炭水化物で、体内でブドウ糖まで分解されます。
また「さば」に含まれるDHAは、記憶力を向上させ、「こんぶ」に含まれるアルギン酸でその効果はさらに高まります。
いろいろなものを組み合わせて食べることが大事ですね。

なごやめし~あんかけスパゲッティ~

A班15日、B班14日の「あんかけスパゲッティ」は、愛知県名古屋市だけでなく、東海地方で広く親しまれている「なごやめし」のひとつです。
ほかにも「みそカツ」「きしめん」「ひつまぶし」などがあります。
あんかけスパゲッティは、日本人の口に合うように味を研究して作られ、「なごやめし」として広まりました。こしょうが効いた「あん」を麺に絡めて食べます。
他にはどんな「なごやめし」があるか、また調べてみてくださいね。

お正月メニュー

A班9日、B班10日の給食ではお正月料理を取り入れました。お正月の行事食には、新しい1年がよい年になりますようにという願いが込められています。おもちは縁起物としてお祝いの時などに食べられてきました。雑煮は、おもちとそれぞれの地域でとれる具を入れて、1年の健康を願って食べるものです。地域によっておもちの形や具材、味つけが違います。

1月給食目標「給食について調べましょう」

1月の給食目標は「給食について調べましょう」です。
学校給食は明治22年に山形県の学校で栄養不足の子どもたちのために食事を提供したのが始まりです。
今の学校給食は健康な体をつくるための栄養を、バランスよくとれるように考えられています。
1月24日から30日は学校給食が始まったことを記念して定められた「全国学校給食週間」です。
今年は世界のさまざまな料理が登場します。楽しみにしていてください。

冬野菜を使った親子料理教室

12月25日(水)に農業センターとの共催で、「冬野菜を使った親子料理教室」を開催しました。
はじめに、参加者全員で、冬野菜を栽培している畑に向かい、農業センター職員の指導のもと、にんじん、小カブ、サニーレタスの収穫体験を行いました。寒空の下でしたが、皆さん元気いっぱい野菜の収穫を楽しんでいました。


後半は、給食センターに移動し、中学校給食の調理員さんと一緒に、冬野菜を使ったメニューの調理実習を行いました。直前に収穫したにんじんも使って、冬野菜のケークサレ、シーフードチャウダー、チョコムースを作り、最後にみんなでおいしくいただきました。
皆さん楽しんでいただけたようで、参加者の方々からは、「親子でとても楽しめた」「自分の手で収穫した野菜をすぐに料理できて、とても良い体験ができた」など嬉しい声をたくさんいただきました。



給食センターでは、このように、皆さんが食について楽しんで学んでいただけるような場を、今後も考えていきたいと思いますので、ぜひ次の機会もご応募いただきますようよろしくお願いいたします。

四日市ふるさと給食の日

A班19日、B班20日は「四日市ふるさと給食の日」で、四日市の特産物を使ったメニューが登場しました。
「四日市お茶ごはん」は、四日市産の茶葉を入れて炊き込みました。お茶の香りがさわやかなごはんです。
「そうめんギョーザ」はそうめんがギョーザの皮の代わりになっています。ニラやキャベツがたくさん入ったこのメニューは栄養たっぷりの新メニューです。そうめんの食感を楽しみながら食べていただけましたか?
さて、今日で2学期の給食は終了です。12月の給食目標は「旬の食べ物について考えましょう」でした。
旬の食べ物は、ほかの季節でとれたものより、おいしく栄養価も高くなります。冬休み中も旬の食べ物を積極的にいただきましょう。

旬の魚~ぶりの話~

ぶりは成長とともに呼び名が変わる出世魚です。幼魚は「つばす」といい、成長すると「はまち」「めじろ」「ぶり」の順で名前が変わります。
成長するほど、脳を活性化させたり、血液の流れをよくしたりするDHAやEPAが豊富になります。
A班17日、B班18日のぶり大根には、ぶりのうまみが大根にしみこむように、また、ぶりが煮くずれないように調理員さんが工夫して煮てくれました。