A班18日、B班17日の「かみかみサラダ」は、かみかみメニューの1つです。
細かく刻んだ「大豆」と、粒のままの「枝豆」などが入っていて、かみごたえのあるサラダになっています。
よくかんで食べると、歯と口の健康や、脳の働きにもよい効果があります。
日ごろからいろいろな食材の食感を意識して食べると、かむ回数が増えますね。
・
かみかみメニュー~かみかみサラダ~
夏野菜~ピーマン~
ピーマンは6月から夏にかけてたくさん収穫できる夏野菜です。
太陽をいっぱい浴びたピーマンはビタミンCが多く、100gあたりのビタミンCはレモンより多く含まれています。ビタミンCには夏の暑さや紫外線から体を守る効果があります。ピーマンに含まれるビタミンCは、熱に強いため、炒められた食材からでもしっかりとることができます。
・
切り方を変えて、かみごたえアップ!
給食のカレーライスは、豚肉が入るポークカレーや、鶏肉のチキンカレーが定番です。
A班13日、B班12日のカレーは「ポークカレー」でしたが、今回の豚肉は、いつもの薄切りではなく、角切りのものを使っています。
肉や野菜は切り方を変えると、かみごたえが変わり、大きく切ることでかむ回数をふやすことができます。
また、ごぼうサラダのごぼうも、かみごたえのある「かみかみ食材」です。
どのメニューもよくかんで食べましょう。
・
かみかみメニュー~かみかみ鶏そぼろ丼~
A班10日、B班11日の「かみかみ鶏そぼろ丼」はかみかみメニューです。
この鶏そぼろ丼の具には、れんこんやこんにゃく、いんげんなどが入っています。いろいろな食感があり、ご飯といっしょに食べることで、より多くかむことができます。
あごの筋肉は、体中の筋肉の中で一番強い力が出せるそうです。
かたいものをかむときには、60kg近い力が歯にかかります。かたいものも食べられるように、歯を大切にして、おいしく食事をしていきましょう。
・
かむことで食中毒予防?!
6月は梅雨の時期ですが、夏のような暑さの日もあり、食中毒が起きやすくなります。
実はよくかんで食べることで食中毒を予防することができます。
よくかむと食べ物は細かくなり、胃液に触れる面積が増えます。胃液は強い酸性なので、食中毒を引き起こす細菌をある程度殺菌するからです。
食事中に水分を取りすぎると、殺菌力が低下するので、食べ物を飲み物で流し込まないようにしましょう。
・
かみかみメニュー~かみかみビビンバ~
A班6日、B班5日のビビンバは、「かみかみビビンバ」として、切干大根や大豆もやしを使って、かみごたえをアップさせています。
今月はほかにも名前に「かみかみ」がつく献立が登場します。いつもの献立にどんなものを入れたら、かみごたえがアップするのか確かめてみましょう。そして日ごろの食事にも取り入れるといいですね。
・
歯と口の健康週間
6月4日から6月10日までの1週間は、「歯と口の健康週間」です。
歯と口の健康は、全身の健康につながります。歯の健康を保つために、歯みがきだけでなく、食べものや食べ方にも気を配ってみましょう。
かみごたえのある食べものを選んで食べることや、時間をかけすぎずに食べることも健康な歯を保つために大切なことです。
また、ごぼうなどの根菜類は、食物繊維が多く含まれていますが、食物繊維の多い食べものは、繊維が歯ブラシの役割をして、食べかすなどを落とす効果があります。
・
6月給食目標、献立テーマ
今月の給食目標は「よくかんで食べましょう」です。そして献立テーマは「かみかみメニュー」です。
かみごたえのある食べものや、かむことを意識できる献立がたくさん登場します。
よくかんで食べることで、食べものの消化が早くなり、栄養素の吸収が高まります。
かたいものはもちろん、柔らかいものも意識して、よくかんで食べましょう。
・
骨こつ&地産地消メニュー~ししゃもの緑茶あげ~
A班30日、B班29日の「ししゃもの緑茶あげ」は「骨こつメニュー」と「地産地消メニュー」の合体メニューです。天ぷらの衣に、四日市市の水沢地区で作られた緑茶の葉を入れて、ししゃもにからめて揚げてあります。新茶の季節にぴったりのメニューです。また、ししゃも1尾で、給食の牛乳の約1/3のカルシウムをとることができます。
ししゃもの苦みが苦手な人は、尾の方から食べる方が、苦みを感じにくいと言われています。
ぜひ試してみてください。そしてしっかりカルシウムをとりましょう。
・
骨こつメニュー~骨こつサラダ~
A班27日、B班28日の「骨こつサラダ」には5つの食材が使われていました。
それは、ロースハム、キャベツ、小松菜、枝豆、ひじきの5種類です。
キャベツ、小松菜、枝豆、ひじきは、骨を作るために必要なカルシウムやマグネシウムが多く含まれる「骨こつ食材」です。
骨は1日では作られません。日々の食事に、カルシウムの多い「骨こつ食材」を取り入れましょう。
・