今年の冬至は12月22日です。冬至は1年のうちで昼の時間が最も短く、夜の時間が最も長い日のことです。
日本には昔から冬至にゆず湯に入り、無病息災を願う風習があります。また冬至には、名前に「ん」が2回つく食べもの、例えば「なんきん(南瓜)」つまりかぼちゃを食べると運気が上がるとも言われています。
A班19日、B班18日は一足早く冬至にちなんだメニューとして、ゆず風味のドレッシングであえた「ゆず風味サラダ」と、「かぼちゃコロッケ」でした。12月22日の冬至には、ゆず湯に入ったり、「ん」が2回つく食べものを食べたりしてはいかかですか?
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冬至の話
トッポギスープ
A班16日、B班17日の献立は韓国料理です。スープには、うるち米で作ったトッポギという韓国のおもちを使いました。
韓国では、このトッポギをコチュジャンという甘辛いみそやさとうで煮込んで食べるのが一般的です。
もち米で作った日本のおもちと比べると、かみ切りやすいのが特徴です。
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こんぶあえ
A班15日、B班8日は冬野菜のキャベツと小松菜を使った「こんぶあえ」でした。
味つけに使っているこんぶは、うま味成分のグルタミン酸とアスパラギン酸を多く含む食材です。このうま味成分と塩分が野菜にしみて、野菜をおいしく食べることができます。こんぶは食物せんいやカルシウムも多く含んでいるので、日々の食事にとり入れるといいですね。
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手作りれんこんメンチカツ
A班11日、B班12日は中学校で初登場の「手作りれんこんメンチカツ」です。ひき肉に細かく切ったれんこんとたまねぎ、調味料を混ぜたものを、ひとつずつ丸め、パン粉をつけて油であげました。
れんこんは今が旬の冬野菜です。冬は空気が乾燥しているので、のどや鼻の粘膜がかわいてしまいがちですが、れんこんにはのどの痛みをやわらげたり、のどのかわきをうるおしたりする働きがあります。
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冬いっぱいメニュー~冬野菜を食べましょう!~
今月の献立テーマは「冬いっぱいメニュー」で今が旬の冬野菜をたくさん使用しています。
A班9日、B班10日の献立では、大根、にんじん、ほうれん草、冬キャベツなどを、またA班10日、B班9日の献立では白菜、かぶ、ブロッコリー、にんじんなどの冬野菜を使いました。
冬野菜は寒さで凍ることがないように、糖分を蓄えるため甘くなります。さらに、ビタミンが多いので、風邪から体を守る免疫力を高める働きがあります。冬野菜を食べて体調をととのえましょう。
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タイ料理~ガパオライス~
A班8日(B班は15日)のガパオライスは、ひき肉と野菜を炒めたものをごはんにのせて食べるタイ料理です。タイではナンプラーという魚を発酵させて作る調味料や「ガパオ」というハーブを使いますが、給食ではオイスターソースやバジルを使って味付けしています。
代表的なタイ料理には、ガパオライスのほかに、すっぱい味が特徴の「トムヤムクン」というスープや、青とうがらしとココナッツを使った「グリーンカレー」などがあります。
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冬いっぱいメニュー~ぶりの照り焼き風~
A班4日、B班5日は、冬が旬の「ぶり」を使った献立でした。ぶりは毎年決まった季節に産卵やえさをとるために、海を広い範囲で移動する回遊魚です。
春から夏にかけて日本列島の沿岸を北上し、秋から冬にかけて南下し、この季節には日本海側でたくさんとれます。
冬にとれるぶりは「寒ブリ」と呼ばれ、身がしまり、脂がのっていることで、天然のブリの中でも有名です。
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12月献立テーマ~冬いっぱいメニュー~
12月の献立テーマは「冬いっぱいメニュー」です。今月の給食には、これからの寒い時期に旬をむかえる冬野菜がたくさん使われています。
A班2日、B班3日の給食では、鶏ちゃんのキャベツ(冬キャベツ)やにんじん、のっぺい汁の大根、白ねぎが冬野菜になります。
冬野菜には、今の季節に必要な、体を温めたり、免疫力を高めたりする働きがあります。
家の食事でも冬野菜をすすんで食べましょう。
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12月給食目標~旬の食べ物について考えましょう~
12月の給食目標は「旬の食べ物について考えましょう」です。
日本には春、夏、秋、冬の四季があり、それぞれの季節にさまざまな旬の食べ物が楽しめます。
1年中出回っている食べ物と、旬の季節にとれたものを比べると、旬のものは味がよく、栄養が多く含まれています。
献立表で旬の食べものを探してみましょう。
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まごわやさしい
「まごわやさしい」という言葉を聞いたことがありますか?これは日本の伝統食を構成する、代表的な食材の頭文字を覚えやすく並べた言葉で、豆、ごま、わかめなどの海藻、野菜、魚、しいたけなどのきのこ、いもを指します。
今月の給食目標は「日本の食文化、和食について考えましょう」でしたね。これからも和食の良さを見つけて「まごわやさしい」食材を日々の食事に取り入れましょう。
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